第60回日本生物物理学会年会

執筆者:M.H.

会期:2022年9月28日から30日まで

会場:函館アリーナ

年会長:金城政孝(北海道大学再学院先端生命科学研究員)

函館で開催された、第60回日本生物物理学会年会に参加してきた。この生物物理学会は、生物を対象として生物物理学、およびその応用についての研究、生物化学、生物情報学など幅広い研究者が集まる学会である。これらの研究者が研究発表、情報の交換や関連学会との連携協力を行うことにより、生物物理学の進歩普及、学術の発展に寄与することを目的としている。

会場は函館アリーナで開催され、中は口頭発表ブースとポスター発表ブースに分かれていた。

ポスター発表では、3日間に分かれて多くの学生や研究者たちが発表を行った。口頭発表の空き時間などにポスター会場に向かい、貼られているポスターを一通り見て自分と近そうな研究をおこなっている人を探した。生物物理学会の用意されたアプリの中で研究発表の検索機能があるが、そこで自分の研究に関わるワードを検索するとあまりヒットしなかったが、実際に目で見て回るとタンパク質の構造予測やデザインをしている人は多かった。特にAlphaFold2に関しては、2021年に発表されたにも関わらず多くの人が利用し、その予測結果について言及をしていた。これには少し驚いたが、それほど注目を集めるものであり、私も情報を追いつつ研究に応用した方が良いと感じた。

学会以外でも、いくつか函館の有名スポットを回ることができた。

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この写真は函館山展望台の写真。モノレールで山を登って見たかったがちょうど工事でやっていなかった。展望台ではテレビなどでよくみる夜景の景色を生で見ることができた。映像で見るよりも生で見る方が圧倒的に感動した。

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